競輪補助事業一覧

競輪補助事業

補助事業番号 : 25-1-029
 補助事業名 : 平成25年度 
        自転車と人にやさしい健康で安全な社会作りを推進する活動 補助事業
補助事業社名 : 公益財団法人日本サイクリング協会

1 補助事業の概要

(1)事業の目的
 連携する各都道府県サイクリング協会を通じた正しい知識と最新の技術を身につけたサイクリング指導者の育成及びサイクリング指導者による全国各地で参加できるサイクリング大会の開催実施、本協会主催・共催の自転車愛好者のニーズ合わせた各種サイクリング大会の開催、自転車の乗り方教室や手軽に自転車に親しめる自転車公園の開場事業を通して「正しいサイクリング」と「楽しいサイクリング」の普及を目指し、人と環境に優しい健康で安全な社会作りを推進する。

(2)実施内容

 http://www.j-cycling.org/about/outline_keirin.html

 ①指導者の育成等事業
  サイクリング・リーダー養成講習会を大阪サイクリング協会主管により大阪市中央区法円坂アネックスパル法円坂で開催し、18名が講習修了し、認定された。
  サイクリング・リーダー養成講習会を千葉県サイクリング協会主管により千葉サイクル会館(千葉競輪選手宿舎)で開催し、76名が受講し、62名が認定された。
 また、北海道サイクリング協会主管により北海道札幌市北2条かでる2・7「道民活動センター」で開催し、18名が講習修了し、認定された。
  上記により、3会場で合計98名のサイクリング・リーダーの公認指導者を養成、認定することができた。

○指導者の育成等事業(大阪会場の様子)

 

 ②サイクリング大会開催事業

 ア 全国大会

   平成25年9月15日(日)に式典会場を館山ロイヤルホテルとして開催した。本大会の参加申込は980名であったが、前日からの台風18号の影響で291名が式典に参加した。翌16日(月・祭)のサイクリングは台風の接近で荒天となり、中止した。

 ○全国サイクリング大会
 前日からの台風進路報道         式典会場の様子

 

 次回開催の香川県の挨拶        表彰を受けた10回から5年刻みの多数回参加者

 

 小林成基氏の講演

 

 

 

 

 大会スタッフ

 

 イ ブロック大会

  以下のとおり開催した。

  サイクリング山口県大会in下関
主管CA 大会名称 参加人員 開催日
山形県CA 第49回東北サイクリングフェスティバルIN山形 181 9/14~15
静岡県CA 第45回中部日本サイクリング大会 300 5/25-26
滋賀県CA 第39回近畿サイクリングフェスティバル 77 9/28~29
山口県CA 第38回中国四国ブロック 177 9/29~30
熊本県CA 第46回全九州サイクリング大会 202 11/9~10
合 計

5大会

937

 

 ○中部ブロックサイクリング大会のスタート  コースの浜名湖での途中

 

 ウ 県サイクリング大会

  以下のとおり開催した。

主管CA 大会名称 参加人員 開催日
釧路CA 2013サイクルスポーツ大会 113 10月13日
網走CA 2013オホーツクセンチュリーライド網走大会 100 6月23日
福島県CA 第46回福島県サイクルスポーツ大会 110 10月6日
埼玉県CA センチュリーラン埼玉 100 5月19日
新潟県CA 2013変り種自転車試乗会in柏崎 100 6月2日
三重県CA 第32回三重県サイクリング大会in桑名 28 9月8日
御坊市CA 第40回おはようサイクリング大会 400 8月17-21日
岡山県CA ひるぜんサイクル2013MTB大会 88 6月9日
徳島県CA 第28回徳島吉野川センチュリーラン大会 309 10月13日
愛媛県CA 2013愛媛センチュリーラン大会 190 9月8日
福岡県CA 第38回福岡県センチュリーラン大会 103 9月1日
福岡県CA 第23回志賀島チャレンジサイクリング大会 103 10月27日
佐賀県CA 佐賀センチュリーランin古湯温泉2013秋 134 9月15日
宮崎県CA スカイライド宮崎in綾 39 11月23日
合  計 14大会 1917  

○岡山県ひるぜんサイクル2013MTB大会の様子

 

 

 

 ③特別普及奨励事業

 ア 蔵王ヒルクライム大会を「日本の蔵王ヒルクライム・エコ2013」として宮城県蔵王町遠刈田地区蔵王ロイヤルホテル駐車場をスタートし、距離18.7km、標高差1,334mの蔵王エコーライン、蔵王ハイラインをコースとし、刈田山頂レストハウス駐車場をゴール会場として受付者1,114名で開催した。

 ○スタート地点の特別招待選手、団長 スタート前様子

 

 大会名物 雪壁コース         各クラスの入賞者

 

 

 イ 1チーム3~5名で発信機をバトン代わりに走る耐久サイクリング大会を「2013全日本10時間耐久サイクリングin」として茨城県下妻市の筑波サーキットにおいて138チーム、638名を集めて開催した。

 ○ 早朝の受付風景            10時間後のゴールを目指してスタート

 

 10時間まであと8分             シャンパンで仲間と入賞を祝う

 

 

 ウ 2013Mt.FUJIエコサイクリングは、富士吉田市の富士山北麓駐車場を会場とし、前日土曜はエコ体験プログラム、日曜のサイクリングは、一周約116kmをメインコース、河口湖一周約32kmをファミリーコースとして受付者976名で開催した。

 ○雨中のスタート             雨でも笑顔

 

 河口湖へ向うファミリー             束の間の富士山と会場風景

 

 

 エ シティサイクリング大会は、「2013東京シティサイクリング」とし、都庁都民広場を集合会場に、第1庁舎前から甲州街道交差点までは1車線規制し、代々木公園、表参道、青山霊園、国立新美術館、東京ミッドタウン、六本木、東京タワー、新橋、築地市場、勝鬨橋、晴海大橋、お台場、豊洲、塩浜、東京スカイツリー、両国、大手町、皇居前、赤坂を巡り、神宮外苑絵画館をゴール会場として受付者1,532名で開催した。

 ○都民広場が集合会場     都民広場で30分ごとのスタートを待つ参加者

  

 第一庁舎前がら甲州街道までの片側1車線規制を行く  外国人参加者とスカイツリー

 

 

④神宮外苑サイクリングコース運営事業

 神宮外苑外周路とその他一部を交通規制し、雨天中止以外の日曜・祭日計53日を「神宮外苑サイクリングコース」として開場し、年間40,202名が利用した。また、同時開催の自転車乗り方教室は4,081名の受講者があった。詳細は以下のとおり。

開催日

利用者数合計

貸出車

持込車

受講者数

2013/4/7

471 

255 

216 

50 

2013/4/14

913 

635 

278 

96 

2013/4/21

2013/4/28

2,422 

775 

1,647 

107 

2013/4/29

911 

606 

305 

98 

4月計

4,717 

2,271 

2,446 

351 

2013/5/3

882 

609 

273 

90 

2013/5/4

1,099 

626 

473 

81 

2013/5/5

919 

683 

236 

95 

2013/5/6

836 

601 

235 

76 

2013/5/12

1,107 

834 

273 

96 

2013/5/19

1,062 

848 

214 

101 

2013/5/26

1,222 

806 

416 

98 

5月計

7,127 

5,007 

2,120 

637 

2013/6/2

937 

673 

264 

97 

2013/6/9

1,148 

846 

302 

108 

2013/6/16

2013/6/23

1,189 

878 

311 

102 

2013/6/30

993 

698 

295 

96 

6月計

4,267 

3,095 

1,172 

403 

2013/7/7

744 

470 

274 

65 

2013/7/14

648 

456 

192 

63 

2013/7/15

454 

281 

173 

39 

2013/7/21

613 

426 

187 

78 

2013/7/28

525 

338 

187 

53 

7月計

2,984 

1,971 

1,013 

298 

2013/8/4

577 

401 

176 

51 

2013/8/11

297 

163 

134 

35 

2013/8/18

434 

307 

127 

39 

2013/8/25

8月計

1,308 

871 

437 

125 

2013/9/1

462 

278 

184 

68 

2013/9/8

478 

307 

171 

58 

2013/9/15

2013/9/16

2013/9/22

2,235 

459 

1,776 

60 

2013/9/23

727 

511 

216 

108 

2013/9/29

963 

716 

247 

110 

9月計

4,865 

2,271 

2,594 

404 

上半期合計

25,268 

15,486 

9,782 

2,218 

開催日

利用者数合計

貸出車

持込車

受講者数

2013/10/6

585 

366 

219 

63 

2013/10/13

867 

628 

239 

102 

2013/10/14

853 

612 

241 

110 

2013/10/20

2013/10/27

909 

523 

386 

97 

10月計

3,214 

2,129 

1,085 

372 

2013/11/3

873 

587 

286 

110 

2013/11/4

2013/11/10

434 

247 

187 

29 

2013/11/17

758 

542 

216 

55 

2013/11/23

587 

391 

196 

96 

2013/11/24

838 

625 

213 

55 

11月計

3,490 

2,392 

1,098 

345 

2013/12/1

973 

755 

218 

99 

2013/12/8

818 

545 

273 

97 

2013/12/15

455 

258 

197 

44 

2013/12/22

656 

460 

196 

82 

2013/12/23

381 

285 

96 

53 

12月計

3,283 

2,303 

980 

375 

2014/1/12

557 

343 

214 

97 

2014/1/13

507 

321 

186 

73 

2014/1/19

483 

297 

186 

76 

2014/1/26

1月計

1,547 

961 

586 

246 

2014/2/2

450 

264 

186 

83 

2014/2/9

2014/2/11

217 

119 

98 

32 

2014/2/16

2014/2/23

303 

267 

36 

56 

2月計

970 

650 

320 

171 

2014/3/2

2014/3/9

587 

406 

181 

80 

2014/3/16

727 

495 

232 

99 

2014/3/21

386 

195 

191 

65 

2014/3/23

730 

520 

210 

110 

2014/3/30

3月計

2,430 

1,616 

814 

354 

下半期合計

14,934 

10,051 

4,883 

1,863 

25年度合計

40,202 

25,537 

14,665 

4,081 

 ○未就学児童の乗り方教室          無料貸し出し自転車の一部

 

2 予想される事業実施効果

①指導者の育成等事業

  各地でサイクリングを観光振興策として採用する自治体や、サイクリングツアーを商品化する旅行代理店は、質の高いサイクリング指導者を求めており、それらのニーズに応じることができるようになる。

②サイクリング大会開催事業

  サイクリングイベント開催の経験豊富なサイクリング協会が、様々なサイクリング大会開催することにより安心・安全なサイクリング大会を提供できる。

③特別普及奨励事業

 ア 蔵王大会は回を追うごとに参加者数が増えており、更に地元の活性化寄与が期待できる。

 イ 耐久サイクリングは首都圏のスポーツバイク愛好家に仲間と共に自転車のスピード楽しむ場を年1回ではあるが継続的に提供できる。

 ウ Mt.FUJIエコサイクリングは参加者には自然環境保全の意識を高めながらのロングライドを提供でき、毎年継続開催することによりコース沿線自治体が漸く関心を持ち始め、積極参画によるイベントのクオリティ向上へ期待ができる。

  また、静岡空港を利用したインバウンド策としての意味合いも出てきた。

 エ 東京シティサイクリングは継続開催することにより自転車の楽しさ、有用性をアピールするデモンストレーションサイクリングを拡大するため、バイクニューヨークと姉妹提携し、全コース交通規制を目指す方向を確立できた。

④神宮外苑サイクリングコース運営事業

 継続することにより、広く一般に自転車のメッカという認識を持たせることが出来、銀杏並木を活用することにより、競輪をはじめ、様々な自転車の情報発信の場として利用できる。

3 本事業により作成した印刷物等

①自転車乗用に関する調査研究事業

 (1)補助事業により作成したもの

③特別普及奨励事業

 ア 蔵王大会

   日本の蔵王ヒルクライム・エコ2013 報告書1,000部

 イ 耐久サイクリング

   全日本10時間耐久サイクリングin筑波 報告書1,500部

 ウ Mt.FUJIエコサイクリング

   2013Mt.FUJIエコサイクリング報告書500部

 エ 東京シティサイクリング

   東京シティサイクリング2013報告書 500部

④神宮外苑サイクリングコース運営事業

   自転車安全乗用啓発パンフ「自転車通行のルールを守ろう」8,000部

(2)(1)以外で当事業において作成したもの

なし

4 事業内容についての問い合わせ先

団 体 名: (公財)日本サイクリング協会(コウザイニホンサイクリングキョウカイ)
住  所: 〒141-8663
東京都品川区上大崎3-3-1 自転車総合ビル5階
代 表 者: 会長 谷垣禎一(タニガキサダカズ)
担当部署: 事務局(ジムキョク)
担当者名: 次長 小林博(コバヤシヒロシ)
電話番号:03-5793-3190
F A X  :03-5793-3199
E-mail :jca@j-cycling.org
URL :http://www.j-cycling.org/about/outline_keirin.html